公開日: 2022.01.24 更新日: 2024.05.10
【音楽スタジオ】予約システムに必要な機能と導入するメリット
音楽スタジオには、リハーサルスタジオ・レコーディングスタジオ・ゲネプロスタジオ・ダンスリハーサルスタジオなど、さまざまなジャンルがあります。1つの音楽スタジオにこれらが併設されている場合もあれば、単体の音楽スタジオの場合もありますが、音楽スタジオの予約管理には多くの労力が必要です。
音楽スタジオの予約管理には、予約システムが役立ちます。当記事では、予約システムの機能やメリット、音楽スタジオにおすすめの予約システム5選を紹介するため、ぜひ参考にしてください。
1.【音楽スタジオ向け】予約システムに必要な4つの機能
音楽スタジオが予約システムを導入する場合には、必要な機能を備えたものを選択する必要があります。特に音響設備や機材を多数もつ音楽スタジオでは、予約管理機能と同時に備品管理機能も重要です。
ここでは、音楽システムの予約システムに必要な機能の中で、共通するものを4つ紹介します。
●予約確認メールの自動送信機能
予約日前に、顧客へ確認メールを自動送信する機能です。顧客が予約を忘れてしまい、キャンセルとなることを防ぎます。各スタジオの稼働率向上に貢献し、キャンセルによる損失の軽減に効果のある機能です。また、顧客側にとっても「うっかりミス」の防止に役立ちます。
●キャンセルを防ぐ仮予約機能
仮予約機能は、予約を確定する前に音楽スタジオを仮押さえする機能です。予約受付後、料金やオプションの利用有無など詳細を相談してから、予約を確定できます。予約確定後のキャンセルを防ぎ、余計な業務の発生を減らします。
●備品の予約を管理できる機能
スタジオや施設の予約と同時に、備品の予約・貸出に対応できる機能です。予約システムで備品も一括管理するため、予約当日に備品が不足する事態を防止できます。音楽スタジオではAV機器・アンプ・ドラムセット・録音機材など多くの備品を取り扱うため、業務効率化に役立ちます。
●複数のスタジオを管理できる機能
複数スタジオ・店舗の予約を一括管理する機能です。複数のスタジオで1つの予約システムを共有することにより、システムにかかるコストを低減できます。複数のスタジオを一括で管理しながらも、スタジオごとに必要な機能の追加と不要な機能の制限を行うことが可能です。
2.音楽スタジオが予約システムを導入する4つのメリット
音楽スタジオが予約システムを導入すると、これまで手動で行ってきた複数の業務が自動化されるため、音楽スタジオに多くのメリットがあります。ここでは、数多くのメリットの中から4つをピックアップして、予約システム導入が音楽スタジオにどのような変化をもたらすかを解説します。
●予約管理の手間が省ける
予約システム導入の最大のメリットは、予約管理の手間を大幅に省けることです。多くの音楽スタジオでは、Webサイトやメール、電話など複数の方法で予約を受け付けています。また、受け付ける件数も大量です。予約システムがあれば、多くの予約を一括管理でき、業務を大幅に効率化できます。
●機会損失を防げる
予約システムを利用したネット予約では、24時間365日予約受付が可能です。営業時間外でも予約受付ができるようになり、機会損失を防げます。特にネット予約のピークは営業時間外の夜間といわれており、これまで対応できなかった時間帯の予約需要を見込めます。
●顧客管理が行える
予約システムは、予約管理と同時に顧客管理が行える点もメリットです。予約システムは予約申込時に集まった氏名・年齢などの顧客情報を自動的にデータ化するため、そのデータをもとに効率的に顧客管理を実施できます。
●仮予約やオンライン決済を利用できる
予約システムの中には、仮予約機能やオンライン決済機能が備わっているものがあります。仮予約機能は、本予約の前に仮の予約を行うことでキャンセル発生を防げる機能です。また、オンライン決済が可能となれば、レジ業務をより効率化できます。
3.【音楽スタジオ向け】予約システム5選
音楽スタジオで利用できる予約システムにはさまざまなものがあり、備わる機能も多彩です。そのため、音楽スタジオに合ったシステムを選ぶ必要があります。
ここでは、音楽スタジオの予約管理に適した5つの予約システムを紹介するため、システム選択の参考にしてください。
3-1.ChoiceRESERVE
ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)は、15年のシステム運用実績をもつクラウド型予約システムです。システムを直感的に操作できる点が特徴で、複数の音楽スタジオの管理や、権限別管理設定に強みをもっています。
また、予約システムの導入提案から運用サポートまで、丁寧な支援が受けられる点も魅力です。ChoiceRESERVEでは事前にヒアリングを実施し、音楽スタジオがもつ課題・現状に合わせたサポートを行っています。
3-2.EIPrO
EIPrO(エイプロ)は、さまざまな予約方法・業種に対応するクラウド予約システムです。動画やビデオチャットなど多岐にわたるオンラインサービスでの予約受付ができ、音楽スタジオ側の選択の幅が広いという特徴があります。
また、EIPrOは細部に至るまでデザイン調整が可能で、音楽スタジオのコンセプトに合わせたページ設定ができます。決済方法は、予約ごとの都度決済のほか、クレジットカードによる定期課金・年会費徴収も可能です。
3-3.SuperSaaS
SuperSaaSは、多業種・多言語対応のネット予約システムで、オンラインでの予約受付に特化した特徴をもっています。予約画面やロゴは各音楽スタジオのコンセプトに合わせてカスタマイズが可能です。
さらに、連携可能なSNSや外部サービスが豊富にあり、自動リマインダー機能やカレンダーシステムとの同期機能など多彩な機能を誇ります。ただし、カスタマイズ性の高さゆえ、導入した音楽スタジオで行わなければならない設定も多いです。
3-4.eReserve
eReserve(イーリザーブ)は、音楽スタジオを含む多業種の予約受付に適したクラウド型ネット予約システムです。複数用意されたプレートからデザインを選び、音楽スタジオの基本情報や詳細情報を、登録する順番で簡単にシステムを導入できます。
またマップやカレンダー、音楽スタジオのホームページなど、外部サービスとの連携機能も豊富です。会員向けメール配信など、音楽スタジオの予約サイトで役立つ機能も使用できます。
3-5.リザエン
リザエンは、予約や顧客管理、決済対応まで、音楽スタジオの各業務を高水準でサポートする予約システムです。ネット・電話・来店など、さまざまな予約方法を一元管理し、予約確認メールやサンクスメールといった多くの自動返信メール機能をもちます。
リザエンは、仮予約機能や備品の予約機能、複数の音楽スタジオの管理機能など、多彩な機能が装備されている点も魅力です。スタジオの利用者登録も簡単で、予約一覧画面より利用者の名前・電話番号・利用者番号など複数の条件で検索できます。
そのほかに、マルチデバイスに対応しており、パソコン・スマートフォン・タブレットなどさまざまな端末でも利用しやすい画面設計となっています。官公庁や大手企業の導入実績も多数あり、音楽スタジオでのさまざまな業務の効率化に貢献できる予約システムです。
まとめ
音楽スタジオの予約管理には、予約システムの導入がおすすめです。予約システムを導入すると、予約管理業務の効率化や機会損失の防止など、さまざまなメリットがあります。また、予約システムを選ぶときには、必要な機能が備わっているか事前に確認しましょう。
この記事では、「リザエン」など人気の高い5つの予約システムを紹介しました。経営する音楽スタジオの特徴・状況に合わせ、最適な予約システムを検討してみてはいかがでしょうか。