公開日: 2021.12.07 更新日: 2024.05.10
Facebookに予約機能を設置する方法|便利なツール3選も
ネイルサロンやカフェなどの集客に、Facebookを活用しているケースは少なくありません。Facebookは、自分の店舗を効果的にアピールできるSNSです。そのため、Facebookへの投稿を集客に活用している人の中には、予約機能を設置したいと考えている人も多いでしょう。
そこで、この記事ではFacebookに予約機能を設置する方法について、詳しく解説します。さらに、手軽で本格的に使える予約管理システムツールについても紹介するため、ぜひ参考にしてください。
1.Facebookに予約機能を設置する方法
Facebookのビジネス向けページである「Facebookページ」には、予約機能を設置することができます。集客用に使っているFacebookページに予約機能を設置することで、Facebookページを起点にして、お客さんが店舗の予約を行えるようになります。
従来はFacebookの機能のみで予約機能を設置できましたが、現在は他のサービスを利用しなければ、Facebookページで予約機能を設けられません。Facebookページに予約機能を設ける方法としては、「予約管理システムツールを使う方法」と「ポータルサイトを活用する方法」があります。なお、予約管理システムツールとは、お客さんからの予約の受付・管理を自動的に行えるシステムです。予約管理システムツールの種類や概要については、後述します。
ここでは、それぞれについて、操作方法を中心に詳しく解説します。
1-1.「ボタン」機能を使って予約ページに誘導する方法
Facebookページに設置できる「ボタン」機能を使うことで、お客さんを店舗の予約管理システムツールのページに誘導することができます。Facebookのボタン機能は、Facebookページ上部に表示されるリンク用ボタンのことです。
Facebookの編集ページにある「+ボタンを追加」をクリックすると、Facebookページにアクセスしたお客さんを誘導するためのリンクを張れます。ボタン機能で用意されているアクションの種類は、「注文する」「お問い合わせ」「詳しくはこちら」「ウェブサイトを見る」などです。予約ページのURLを入力することで、Facebookと予約ページを連携させられます。
Facebookのボタン機能を使う方法は、リンク先の予約管理システムツールのページが必要となります。そのため、この方法を使う際には、あらかじめ予約管理システムツールを準備しておきましょう。
1-2.「ビジネスアプリ」機能を使ってポータルサイトと連携する方法
Facebookページに用意されている「ビジネスアプリ」機能を使うことで、ポータルサイトと連携する形で、予約機能をFacebookに設置できます。ビジネスアプリの機能を使う方法は、「ぐるなび」などのポータルサイトのサービスを使っている店舗のみが使えるものです。ただし、ビジネスアプリの機能が対応しているサービスの多くは海外向けのサービスであり、日本向けのサービスは「ぐるなび」や「ヒトサラ」に限定されます。
ビジネスアプリの機能を使った、Facebookとポータルサイトの連携方法は、下記の通りです。
- Facebookページの「ページを管理」の中にある「ビジネスアプリ」を選択
- 「日時予約」「席の予約」「Eコマース」「メッセージ」「食べ物の注文」の中から、連携したいものを選び「リンクする」をクリック
- 連携したいサービスに関するIDやパスワードを入力して、Facebookとそのサービスを連携
既に「ぐるなび」などのポータルサイトを使って、店舗の集客を行っている場合は、ビジネスアプリの機能を使用してみましょう。
2.Facebook以外のツールに予約機能を設置する方法
Facebook以外のツールでも、自分の店舗が公開しているメディアに予約機能を設置することは可能です。Facebookと同じように、予約管理システムツールやポータルサイトを使う方法の他に、そのツールが提供している予約機能を使えるものもあります。
ここでは、カフェ・居酒屋などの飲食店やネイルサロンが集客用に運営していることが多い「HP・ブログ」と「LINE」について、予約機能を設置する方法を紹介します。
2-1.HP・ブログ
店舗のHP・ブログにWordPressを使用している場合、WordPressのプラグインを用いることで、予約機能を設置することが可能です。WordPressには、数多くのプラグインと呼ばれる拡張機能が存在します。プラグインの中にはカスタマイズ性が高く、機能を自由自在に実装できるものもあります。
ただし、対応言語が英語しかないプラグインや、実装にHTMLやCSSの知識が必要なものもあるため、自分に適したものを選びましょう。
2-2.LINE
集客のためにLINE公式アカウントを運用している場合は、「LINEで予約」機能を利用できます。「LINE公式アカウント」とは、LINEを使って企業のアカウントがユーザーとコミュニケーションをとれるサービスです。
「LINEで予約」を利用するためには、後述する予約管理システムツールとの連携が必要です。予約管理システムツールとLINE公式アカウントを連携することで、LINEでユーザーから予約を受けられます。また、「LINEで予約機能」には、予約数やキャンセル数などを確認して、分析できる機能も備わっています。
3.手軽・本格的に使える予約管理システムツール3選
既にHP・ブログやFacebookページを持っている場合でも、これらを持っていない場合でも、店舗の予約管理には「予約管理システムツール」が利用できます。予約管理システムツールは、お客さんから予約の受付を行い、予約情報を一元的に管理するシステムです。店舗にあるオンライン・オフラインの窓口と予約管理システムツールを連携させることで、店舗の予約管理を効率化できます。
ここでは、手軽でありながら本格的に使える予約管理システムツールについて、料金や基本機能を中心に3つ紹介します。
3-1.STORES 予約
ヘイ株式会社が提供する「STORES 予約」は、お客さんと店舗のオンライン・オフラインの窓口に幅広く対応した予約管理システムツールです。予約カレンダーやグループ予約受付の機能といったお客さんのニーズに対応した機能が設けられています。
初期費用 | 一律0円 |
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月額費用 |
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公式サイト | https://stores.jp/reserve/ |
3-2.eReserve
株式会社ASJが提供する「eReserve」は、ネット予約の仕組みを簡単に導入できることが特徴の予約管理システムツールです。用意されたデザインテンプレートから選ぶだけで、予約サイトを作れます。
初期費用 |
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月額費用 |
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公式サイト | https://www.asj.ne.jp/ereserve/ |
3-3.リザエン
株式会社インタークエストが提供する「リザエン」は、予約の受付から顧客管理までオールインワンで行える高機能な予約管理システムツールです。標準機能では対応できない機能については、柔軟なカスタマイズ対応により実現できます。また、大切な顧客情報を守るために、セキュリティ面に力を入れていることが特徴で、公的機関や大手企業への導入事例も数多くあります。
初期費用 |
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月額費用 |
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公式サイト | https://www.riza-en.jp/ |
まとめ
カフェやネイルサロンなどの店舗が運営するFacebookページには、予約機能を設置できます。ただし、Facebook単独の機能では予約機能を設置できず、ポータルサイトや予約管理システムツールを用いて設置する必要があります。
店舗の予約受付や顧客管理には、予約管理システムツールを利用することがおすすめです。店舗に合った機能を利用できる予約管理システムツールを選択しましょう。
「リザエン」は、高いセキュリティ性と予約・顧客管理に関するオールインワンの機能を持っている予約管理システムツールです。店舗に合ったツールで悩んでいる人は、ぜひ一度お問い合わせください。